とうびょうライトハウス

病気と向き合う方をサポートしたいブログです

闘病する人の心に効くことば ― 心配事への対処法 ―

闘病中(特に入院中)にあって、ひとりでいる時、夜眠れない時、検査結果が良くなかった時など、あれこれ心配事が頭の中を駆け巡ります。そんな辛い最中にどう対応したら良いでしょうか?今回は心配事に対処する考え方をご紹介します。

ある書籍(引用元:飯田史彦『生きがいのマネジメント』PHP研究所、2002年、210-212項)から得た対処法です。オックスフォード大学のG.バトラー博士T.ホープ博士らによる心配事への対処法ということで、学術的なエビデンスに基づいた対処法です。内容は決して難しくなく、闘病生活で気軽に役立てられるものです。下記に4点、上記書籍より引用させていただきました。ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

 

f:id:dai7place:20200922155911j:plain

 

 もくじ

【① 心配事を隠してしまう】

【② 夜に悩むのはやめる】

【③ 心配事を箱につめる】

【④ 心配事の前に壁をつくる】

【まとめ】

 

① 心配事を隠してしまう

 「心の容量には限界があり、一度にたくさんのことは考えられません。余計なことで悩まないように、自分の心を他のことで忙しい状態にしておきましょう。」

 

☆私の感想☆ 

例えば、検査結果が悪く出た時など、病気の先行きを必要以上に心配してしまい、長く辛い時間を送ることがあります。そんな時、あえてネットの映画を見まくったり家の中を大掃除するなどして、心配事に心が占拠されてしまわないよう、心の忙しい状態を作るということだと思います。私自身は、検査結果のちょっとした上下に一喜一憂するタイプなので、ぜひ参考にしたいです。

 

② 夜に悩むのはやめる

 「心配事は、私たちがもっとも油断している、深夜にやってきます。その時は、『お前なんかお呼びじゃないよ』と追い出し、楽しいことばかり考えていましょう。犬がキッチンに入らないようしつけるように、心配事も、ベッドに入ってこないようしつけることができるのです。」

 

☆私の感想☆

 心配事は、ふと気を休めたい時などに限って、頭の中にスッーと入り込んで来る感じです。一度侵入されると、なかなか退散してくれません。そこで私の場合は、侵入されたらすかさず大好きな海の景色を思い浮かべてみます。その時、適当にでなく、ありありと波の姿や音、海や空の色、頬をなでる風の感触などを思い浮かべます。すると、心配事も少しずつ薄れていく感じです。ちょっと、試してみてください。

 

③ 心配事を箱につめる

 「自分が、心配事をひとつひとつ箱につめて、ひもで縛っている姿を想像しましょう。そして、その箱を川に流したり、火をつけて燃やしてしまいましょう。」

 

☆私の感想☆

上記のやり方は、イメージ上での行為だと思いますが、ちょっとした儀式のようです。おそらく儀式化することが大事なのでしょう。実際に100円ショップで小さな紙製の箱を買って、その中に心配事を書いた紙を入れて庭先で焼いてしまうのもありかも知れません。ただその時は、火の取り扱いにはくれぐれもご注意を。

 

④ 心配事の前に壁をつくる

 「それでも心配事が去ってくれなければ、毎日30分だけ、『心配事の時間』を設けましょう。この時間だけ、心配事への対処を考えることに決めるのです。それ以外の時間にやって来たら、『今はお呼びじゃないよ。また後でね!』と追い返せば良いのです。」

 

 ☆私の感想☆

ちょっと勇気のいる、ちょっと辛い30分間になるかもしれませんが、とても前向きな対処法です。まさに決着の30分間といった感じでしょうか。でもそれ以外の時間は、しっかり追い払うことが大事でしょう。また、対処する必要があるのにも関わらず、これまで避け続けていた心配事に、意を決して改めて向き合いたい、といった場合にも良い考え方です。一日の中で、朝・昼・夜、どの時間帯に行うかも大切になってくるでしょう。

 

まとめ

 闘病生活における、大小、様々な心配事への対処は、闘病する者の常に大きな課題です。本来心配しなくてもいい心配事は、できるだけ遠くに追いやるか、すっかり消し去ってしまうか。その一方、ケリを付ける必要のある心配事は、なるべく早期にどうするかを決めて動き始めるということ。でも、分かってはいるけど、なかなか扱いが難しいのが心配事ですよね。

 

dai7place.hatenablog.com

dai7place.hatenablog.com

dai7place.hatenablog.com