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闘病する人の心を癒すリラクゼーション映像 ― 登山鉄道 編 ―

今回のリラクゼーション映像は、登山鉄道の運転席から撮った映像です。アメリカのロッキー山脈にあるパイクスピーク(標高4,302m)という山を、ゆっくり1時間15分ほどかけて登るアプト式登山鉄道パイクスピーク コグレイルウェイ』の絶景をご覧いただけます。

アプト式鉄道は軌道中央に歯車のレールが敷かれ、列車側の歯車とかみ合わせて登ります。最高傾斜26.5%の急勾配でスリル満点です。映像だけでなく、ガイドさんの車内放送、乗客のつぶやきも聞こえてくるので、まるで登山列車に乗っているかのような気分になれます。

風景に魅せられても、ぼーっと眺めていても、ストレス解消にとても良い効果が期待できます。それでは、パイクスピーク コグレイルウェイの遊覧体験をお楽しみください。

 

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 もくじ

【登山鉄道 登りの映像】

【登山鉄道 下りの映像】

【客席からの車窓映像】

【まとめ】

【追記】

 

登山鉄道 登りの映像

www.youtube.com

 

☆私の感想☆

ふもとの始発駅から山頂の終点まで、すべて映した映像なので、えんえん1時間15分かかります。でもそれにより、乗客と一緒にあたかもパイクスピーク観光に参加しているようなリアルな感覚が得られます。初めは森の中を縫うような場面がしばらく続きますが、少しずつ木々はまばらになっていき、代わりにゴツゴツした岩場へ。やがて大きな岩場も抜け出して小さな石が撒かれたような景色が広がり、いよいよ山頂の駅が近づいてきます。天気はとても良い日で、青空に浮かぶ雲が印象的。遠くに見える周辺の山々の景観も見ごたえがあります。

 

登山鉄道 下りの映像

www.youtube.com

 

☆私の感想☆

こちらは山頂の駅から下っていく映像です。登りでは見にくかった周辺の山々の様子がよく分かります。ほんとに天気が良い日なので、遠くまで見渡せ、現場で体験している乗客はとってもラッキーだったでしょう。 

 

客席からの車窓映像

www.youtube.com

 

☆私の感想☆

こちらは運転席からのカメラでは映りにくかった景色を、乗客席からの車窓風景として別途加えられた映像です。運転席の映像も見ごたえありましたが、こちらは通常私たちが見る車窓からの眺めなので、観光気分を味わうためには丁度良い映像かもしれません。 

 

まとめ

 パイクスピーク コグレイルウェイ、いかがでしたでしょうか。なんか、ただぼんやり見ているだけでも、癒されるような動画でしたね。わたし的には、登りの映像で、青い空にポッカリ浮かぶ白い雲が、始めは遠くに小さくあって、列車の向きにより右に左に動くうち、やがて大きく見えてくる経過がとても印象的でした。もちろんその他にも、森の木々や大きな岩場、山頂付近の石ころ場、遠くに見える山々、ちょっと顔を見せてくれた小さな動物などなど、見せ場一杯の遊覧列車でした。いつか行ってみたい場所のひとつとしてブックマークしました。

 

追記

認知心理学では、自分自身を客観的に認知する能力を「メタ認知」といいます。例えば、今、自分がしている行動を、自分の中のもう一人の自分が、冷静にその様子を見ているといった能力です。この力を向上させることができれば、自分自身を客観的に見られるようになり、問題に対する対処能力も高まるといわれています。

上記で紹介した登山列車のような非日常の世界に入り込むと(バーチャルであっても)、違う世界の印象深い体験が新たな視点(自分の中のもう一人の自分)を生み出します。そのもう一人の自分(新たな視点)から、今ある自分を眺めてみることで、思いがけない気づきが得られることもあります。例えば、忘れられない映画と出会い、そのストーリーの世界観から新たな視点を獲得し、観た者の後の人生にすばらしい影響をもたらした、というような。

 辛い闘病生活の中にあっても映像などを活用することにより、もうひとりの自分から今の自分の状況を眺めてみるなら、前向きな気持ち、考え、あるいは行動を引き出せるかもしれません。